嫌い。だけど好き。
第6章
バンっ・・・
会場の扉が勢いよく開いた。
扉を開けた人物は私に向かってズンズン歩いてくる。
え・・・どう、して・・・?
なんで、あなたがいるの?
私、裏切ったのに・・・。
その人物は私の持っていたマイクを取り、喋り出した。私に向かって言う。
「俺も・・・俺も 結愛さんの いいなって思う所、いいますね。
いつも眠そうに授業を聞いている所。
ランチはサラダより肉の方が好きな所。
指切りげんまんを知らない所。
太陽が好きな所。
お嬢様なのに 狭い場所が好きな所。
えっと・・・あと、
自然な笑顔が綺麗な所!」
うそ・・・。なんで。
私は涙を堪えきれず、ポタっと零してしまった。
そこには、汗だくになった晃哉君がいた。
「ってゆーことで!俺と結愛さんはラブラブなんだからな!こんな奴とは結婚させねー!」
私の肩を抱き、隣の有栖川さんを指差す晃哉君。
会場の扉が勢いよく開いた。
扉を開けた人物は私に向かってズンズン歩いてくる。
え・・・どう、して・・・?
なんで、あなたがいるの?
私、裏切ったのに・・・。
その人物は私の持っていたマイクを取り、喋り出した。私に向かって言う。
「俺も・・・俺も 結愛さんの いいなって思う所、いいますね。
いつも眠そうに授業を聞いている所。
ランチはサラダより肉の方が好きな所。
指切りげんまんを知らない所。
太陽が好きな所。
お嬢様なのに 狭い場所が好きな所。
えっと・・・あと、
自然な笑顔が綺麗な所!」
うそ・・・。なんで。
私は涙を堪えきれず、ポタっと零してしまった。
そこには、汗だくになった晃哉君がいた。
「ってゆーことで!俺と結愛さんはラブラブなんだからな!こんな奴とは結婚させねー!」
私の肩を抱き、隣の有栖川さんを指差す晃哉君。