嫌い。だけど好き。

チュゥ・・・。
部屋に響いた音。

結愛が持っていたシャーペンを分かりやすく床に落とした。

「な!晃哉君!」

「ごめんごめん!結愛の首が可愛くて」

「もう!」

「・・・ごめんな?」
しゅん・・・とした顔をすると・・・

「いえ・・・私も嬉しいですから・・・
いや!嬉しいって変態さんだ!」
と赤い顔で言う結愛。
そんな事言うなら、俺、本気で襲っちまうぞ~。

結愛。中毒性があって・・・危険すぎ。
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