嫌い。だけど好き。

次の日。私は昨日、全然眠れなかった。
頭がズキズキする・・・。

保健室へ行くのもあれだし・・・
ベットのある 指切りげんまんの部屋に
行こうかな。

「う~頭痛い・・・」

晃哉君は朝から休憩中は スグにどこかへ行ってしまう。
晃哉君の事を考えると、隣に出てくる花園さん。
頭・・・尚更痛い・・・。

「・・・・・・?・・・!」
指切りげんまんの部屋に誰かいる・・・?
でも、あそこは 晃哉君と私しか知らないはず。

ガチャ・・・
そこには カメラを持った花園さんと楽しそうに話す晃哉君がいた。

な、なんで・・・?
ここは・・・はっきりと約束はしていないけど、私と晃哉君の部屋なのに・・・。
なんで、花園さんがいるの?

「あ、私・・・失礼しますね、」
私にペコっと会釈して部屋を出て行く 花園さん。
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