嫌い。だけど好き。

「・・・ん?」
パチっと目を開けると、まだ寝ている晃哉君の顔があった。
気持ちのいい朝。何もかも、キラキラして見える。

「・・・晃哉君・・・。好き」
晃哉君の寝顔を見てると、ついこぼれた言葉。

「ふふっ・・・俺も♪」
私をまた 腕の中に閉じ込める晃哉君。

「お、起きてたの?」

「うん」
チュッ、チュッと私の顔にキスをする晃哉君。

「ねぇ~晃哉君」

「なに?」

天井を見ながら言った。

「私、幸せすぎて明日死んでもいいです」

「・・・はぁ?」
少し怒った顔をする晃哉君。

「やめろよ。俺のモンなんだから」
首筋にキスをする晃哉君。

「ふふっ・・・・・そーですね」
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