恋は盲目、愛は永遠
「おまえの中はとても気持ちいい・・・私に合わせてピッタリとくっついている・・・私だけのために開かれた・・・そうだ、もっと声を上げろ。私だけに聞かせてくれ・・・唯子・・・」

鈴太郎さんは、出し入れしながらそんなことを私に何度も言った。
言われるたびに私の中がどんどん濡れていき、その音がだんだん大きく響いていく。

揺れるたびに合わせて鳴るベッドのきしむ音。
お互いの熱くなった肌から流れ出る汗。
鈴太郎さんの男らしい匂い。
裸の体にただひとつ身につけたサファイアのペンダントが、体の揺れに合わせて跳ねている。

私はすべてに感じていた。

「りんたろうさん・・・や・・・わたし・・・」
「イきそうか?」
「わかりませ・・・でも、ヘンです・・・こわい・・・」

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