恋は盲目、愛は永遠
鼻の横についているめがねのかけ痕。
桜色の唇は、不安なのか時折キュッとすぼめられる。
その口で私の体に吸い痕を残してほしいと言ったら、瑞々しい彼女の頬はほんのり赤く染まってしまうだろう。
そう想像しただけで、私の一物が固くなってしまった。
場所をわきまえず、己の欲望を解き放ちたいと思うほど、相手に飢えたことはなかった。
だが実際そんなことをしたら、この女は確実に引くだろう。
彼女はとても初心に見えた。処女のように。
だからまだそれは見せないでおこう。
彼女はすでに私のものだと思っていたが、まだ名前を知らなかった。
いつまでも心の中で「彼女」や「女」と呼ぶのは嫌だと思った反面、名前も聞かず彼女に見惚れていた事実に気づいた私は、自分が43歳であるということをすっかり忘れてしまっていた。
この女は私より若いのは確実。一回り以上は若いだろう。
そして服装や肌の艶からして未成年者でもない。
それなら私の結婚相手として合格だ。
桜色の唇は、不安なのか時折キュッとすぼめられる。
その口で私の体に吸い痕を残してほしいと言ったら、瑞々しい彼女の頬はほんのり赤く染まってしまうだろう。
そう想像しただけで、私の一物が固くなってしまった。
場所をわきまえず、己の欲望を解き放ちたいと思うほど、相手に飢えたことはなかった。
だが実際そんなことをしたら、この女は確実に引くだろう。
彼女はとても初心に見えた。処女のように。
だからまだそれは見せないでおこう。
彼女はすでに私のものだと思っていたが、まだ名前を知らなかった。
いつまでも心の中で「彼女」や「女」と呼ぶのは嫌だと思った反面、名前も聞かず彼女に見惚れていた事実に気づいた私は、自分が43歳であるということをすっかり忘れてしまっていた。
この女は私より若いのは確実。一回り以上は若いだろう。
そして服装や肌の艶からして未成年者でもない。
それなら私の結婚相手として合格だ。