恋は盲目、愛は永遠

「どうやら唯子に私の愛情が全然伝わっていないようだな」
「えぇっと・・・」

「この私の、唯子に対する永遠の愛が」

あ・・・鈴太郎さん、本気・・・だ。
私はポカーンとした顔で、鈴太郎さんを見た。

「なぜそんな顔をする。私は何度も愛してると言ってるはずだが？」
「あ、でも・・・」
「でも、じゃない。こうなったら私がどれだけ唯子を愛しているのか、キチンと説明および証明をしなければ私の気が済まない」と鈴太郎さんは言うと、私を姫抱っこして寝室へ駆け上った。