恋は盲目、愛は永遠
鈴太郎さんが入浴中、私は起きていればベッドの中で本を読む。
本が顔にくっついてる状態なんだけど、読書は好きだ。
そして時折点字の本も読む。勉強を兼ねて。
今夜は30分ほどで、鈴太郎さんは戻ってきた。
鈴太郎さんは一旦部屋を出ると、丸いグラスをひとつ持ってきた。
背の低い、コロンとした感じのワイングラス?
中に何か入っている。
鈴太郎さんは私の読書の邪魔をしたくないのか、私を見ながら椅子に座って、それを飲んでいた。
う・・・視線が気になる・・・。
結局読書に集中できなくなった私は、本をパタンと閉じて、サイドテーブルに置いた。
それを合図にしたかのように、鈴太郎さんが「読書は終わりか?」と私に聞いた。
「はい。鈴太郎さんは何を飲んでるんですか?」
「コニャックだ。唯子も飲んでみるか?」
「え」
「ためしに一口だけ・・・」と鈴太郎さんは言いながら、口移しで私にコニャックを飲ませた。
本が顔にくっついてる状態なんだけど、読書は好きだ。
そして時折点字の本も読む。勉強を兼ねて。
今夜は30分ほどで、鈴太郎さんは戻ってきた。
鈴太郎さんは一旦部屋を出ると、丸いグラスをひとつ持ってきた。
背の低い、コロンとした感じのワイングラス?
中に何か入っている。
鈴太郎さんは私の読書の邪魔をしたくないのか、私を見ながら椅子に座って、それを飲んでいた。
う・・・視線が気になる・・・。
結局読書に集中できなくなった私は、本をパタンと閉じて、サイドテーブルに置いた。
それを合図にしたかのように、鈴太郎さんが「読書は終わりか?」と私に聞いた。
「はい。鈴太郎さんは何を飲んでるんですか?」
「コニャックだ。唯子も飲んでみるか?」
「え」
「ためしに一口だけ・・・」と鈴太郎さんは言いながら、口移しで私にコニャックを飲ませた。