恋は盲目、愛は永遠
「ハイ、白くてきれいな歯ですねぇ・・・えっと、りんたろさんは、奥歯までちゃんと磨いてくれて・・・う、届け、よし・・・はぐきも・・・歯の一本一本ていねいにみがこうねぇ・・・りんたろさんのベロも。おさけいっぱいのんだから、ちゃんとみがいてあ。二本。指二本でしたぁ。はいじゃあここからね?もぅいっかい。りんたろさん、よだれ出していいよ。あご疲れた?だいじょぶ?はいおわりぃ!」

「おつかれさまでしたぁ」とニコニコ笑顔で言う私の唇を、鈴太郎さんが唇でふさいだ。

「ふ・・・ぁ・・・ん・・・っと、なにこれ・・・」
「仕上げだ。私のよだれも舐めとってくれ」
「うぅ、りんたろさん、まだおさけのこってるー」
「おいしくないか?」
「うーん。まずーい。かおしかめちゃうー。からだあついしー」
「なら・・・唯子の体の火照りを鎮めてやろう」

「おねがい・・・りんたろさんにしかできないよ・・・」
< 183 / 298 >

この作品をシェア

pagetop