恋は盲目、愛は永遠
「唯子。おまえは・・・これがおまえの素なのか?この私をここまで煽って・・・覚悟しろよ」
「ラジャーッ!でもりんたろさん、ふくじょーししちゃダメダメ!」
「・・・は」
「だきつぶしもダメダメー!」
「な・・・唯子?」
「サキさんとみさえさんに言われたよ?りんたろさん加減しなさいって。お盛んすぎると唯子ちゃんがこわれちゃうってぇ」
「く・・・ククッ・・・」

どうやら鈴太郎さんは、私の首筋で笑っているようだ。
私は鈴太郎さんの柔らかな髪をなでながら、「だいすき。んふ」とつぶやいた。

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