恋は盲目、愛は永遠
「ホントは唯子が元気ないだろうと思って、話し相手にやってきた」
「・・・え」
「実家に2泊したことも知ってたよ。だから今日この時間に来たってわけ」
「な、なんで、そんなこと・・・」
「一応俺も左近条(さこんじょう)の人間だからさ。ネットワークは伊集院家並みにある」
え。左近条・・・って。
お義母様のご実家の?
「あ。自己紹介まだだったよな。俺、左近条俊也。俺の父と鈴太郎さんの母様(かあさま)がきょうだいなんだ。だから鈴太郎さんとはいとこになるのかな」
「そ、そうですね・・・あ、えっと、よろしくおねがいします」
「何を?」と言って彼はクスクス笑った。
「これから親戚づきあいでお会いするでしょうし」
「あー、それよりさ、唯子とは友だちになりたいな」
「・・・は?」
友だち。今彼はそう言ったよね。
「・・・え」
「実家に2泊したことも知ってたよ。だから今日この時間に来たってわけ」
「な、なんで、そんなこと・・・」
「一応俺も左近条(さこんじょう)の人間だからさ。ネットワークは伊集院家並みにある」
え。左近条・・・って。
お義母様のご実家の?
「あ。自己紹介まだだったよな。俺、左近条俊也。俺の父と鈴太郎さんの母様(かあさま)がきょうだいなんだ。だから鈴太郎さんとはいとこになるのかな」
「そ、そうですね・・・あ、えっと、よろしくおねがいします」
「何を?」と言って彼はクスクス笑った。
「これから親戚づきあいでお会いするでしょうし」
「あー、それよりさ、唯子とは友だちになりたいな」
「・・・は?」
友だち。今彼はそう言ったよね。