恋は盲目、愛は永遠
また見えなくなって・・・
奈穂さんとは番号とアドレスの交換をした。
メールは滅多に使わないけど、結婚するとき鈴太郎さんからもらった新しいスマホに、初めて女友達の名前が登録されたことは、私にはとても大切な意義がある。
また遊びに来てもいい?と聞いてくれた奈穂さんの存在が、私には灯台のあかりのように眩しく、そしてありがたく感じた。
実はそのとき、福島さんと奈穂さんの会話が少し聞こえた。
「今度いつ俺んち来てくれる?」
「ぎゅ。そ、それはつまりその、お泊りセット持参とか、朝帰りとか、そういう意味合いで・・・すか?」
「俺はそのつもりだけど?それより”ぎゅ”ってなんだよ」
「心臓わしづかみギュのぎゅです」
「おま・・・やっぱおもしれー」と福島さんは言いながら、どうやらクスクス笑っているようだった。
「ちょーぅ!先輩っ。ここは仮にも先輩の上司のお屋敷ですよっ。私を抱きしめちゃったりなんてお母様、あ、そうよ!ここ先輩のお母様の勤務先でもあるしっ。やばいですって・・・」
「あー・・・・・・・・・・めちゃ好き、奈穂が」
「ぁ・・・・・・はぃ、わたしも・・・」
私は二人からとても幸せな温かい雰囲気を強く感じた。
メールは滅多に使わないけど、結婚するとき鈴太郎さんからもらった新しいスマホに、初めて女友達の名前が登録されたことは、私にはとても大切な意義がある。
また遊びに来てもいい?と聞いてくれた奈穂さんの存在が、私には灯台のあかりのように眩しく、そしてありがたく感じた。
実はそのとき、福島さんと奈穂さんの会話が少し聞こえた。
「今度いつ俺んち来てくれる?」
「ぎゅ。そ、それはつまりその、お泊りセット持参とか、朝帰りとか、そういう意味合いで・・・すか?」
「俺はそのつもりだけど?それより”ぎゅ”ってなんだよ」
「心臓わしづかみギュのぎゅです」
「おま・・・やっぱおもしれー」と福島さんは言いながら、どうやらクスクス笑っているようだった。
「ちょーぅ!先輩っ。ここは仮にも先輩の上司のお屋敷ですよっ。私を抱きしめちゃったりなんてお母様、あ、そうよ!ここ先輩のお母様の勤務先でもあるしっ。やばいですって・・・」
「あー・・・・・・・・・・めちゃ好き、奈穂が」
「ぁ・・・・・・はぃ、わたしも・・・」
私は二人からとても幸せな温かい雰囲気を強く感じた。