恋は盲目、愛は永遠
「どうした？唯子。空腹すぎて倒れそうか？」
「いえっ！そこまでおなかすいてませんし」
「そうか」
「あの・・・鈴太郎さん」
「なんだ唯子」

「・・・背、高いですね」

本当は、「なぜ私と結婚したんですか？」とか、「なぜ私を選んだんですか？」と聞きたかった。
でも・・・聞いたところですでに結婚したんだし。
答えてくれないかもしれないし。
それに逃げ出したいと思っていることを気づかれたくなかった。

「そうだな。私の背は１８１だから、１５９の唯子から見たら高いな」

やっぱり。私の身長知ってるんだ。
そりゃぁ服を揃えるために必要？かな。
どちらにしても、私の体重とスリーサイズも知ってるに違いない。

私、自分のスリーサイズなんて知らないんだけど。
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