太陽を見つめる猫
夢を見た。

それは、過去の現実。

まだ、私が無理をしてなかった頃の夢。

小さい手はいつも誰かの側にあった。

友達。先生。お父さん。お母さん。お兄ちゃん。

たくさんの人が私の周りにいた。

昔から人見知りはしない方だった。

だから小さいときの私はよく笑う子だった。

なにが面白いとかはないけど、

幸せそうに笑う私を見て、みんなも幸せそうだった。
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