年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
それを見終わると、パソコンの電源を落とし始めた。
「綺麗に出来ている。帰るぞ、、送る。」
「え?大丈夫ですっ!電車で帰ります!!」
彩葉が慌てて拒否すると、透の低い声が事務所に響く。
「また、、、、引きずられたいか?」
その言葉に恐怖を感じ、素早くロッカーに荷物を取りに行く。
そして入り口で待っていた透に駆け寄り、車に乗り込んだ。
今日は色んなことが起こりすぎて、頭がパンクしそうだ。心地よい車の中で、彩葉は眠りへと落ちていった。