年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*


「えっ?、、えっ、、?!」

戸惑う彩葉に透は呟く。




「お前はそのくらいで満足か、、?」


少し切なげな透の声に、驚きながらも気持ちをこめてゆっくり言葉を伝える。

「満足ですよ?、、、だって作業場のカッコいい仕事姿も見れますし、、此処では2人っきりで俯きぎみの支店長の顔を盗み見放題ですし、、、。それだけで嬉しいんです。」



それを聞いて、少し怒ったような顔をした。






「俺は足りない。、、、それくらいじゃ満足できない。全然、、、彩葉が足りない。」
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