年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
激しい動きに、抱きついていた背中に爪を立ててしまう。
それに気づき、慌てて手を離そうとすると透から強く抱きしめられた。
「いいから。しっかり掴んどけ。」
より一層速さを増す動きに、彩葉の爪が透の背中に食い込む。
透は彩葉の首元に顔を埋め、消えかかったいたそこに新たらしい痕を残す。
「やっ、、んんっ。」
達しては、幾度となく求め合い、強く抱き締めあった。
そうやって初デートの夜は更けていった。