年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「ごめん。昨日は仕事で斎場に行ってたからマナーにしてて気づかなかったの。、、どうしたの?」
「どうしたのじゃないわよ!正月も帰ってこないし、、どうしてるの??たまには、顔くらい見せに来なさい。貴方、一人っ子なのよ?お父さんが心配してるわ。」
「ラインしたでしょ?花屋は正月休みなんてないのよ??無理言わないで。」
「第一、恋人の1人もいないの?!隣の加代ちゃんは結婚して子供もいるんだから。貴方、そのままだと結婚適齢期になっても独りよ!?」
隣の同級生の加代の話題を出され、カッとなって叫ぶ。
「こ、恋人はいるよっ!ちゃんと!!だから心配しなくていいからっ、、!」
すると母親の声のトーンが急に落ち着きを取り戻した。