年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
失恋
いよいよ、慰霊祭を明日に控え慌しく準備に追われる。
経理の彩葉も作業場に駆り出され、指示通りに手伝っていた。
「ごめーん!清永ちゃん、そっち持って〜!」
「はい、只今っ!」
「誰か、この数だけオアシスベース準備しておいてーっ。」
「わ、私がしますっ!!」
慣れないながらも、必死に自分に出来ることを探して積極的にこなす。
あまり上手くは出来ないが、教えてもらいながら進めていく。