年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
「私も手伝わせて下さい。少しでも役に立ちたいんですっ!!!」
必死な顔で訴える彩葉を見て、溜息をつく。
「お前はあくまでも経理。ここの作業要員じゃない。花の知識も全く無いお前には無理だ。、、、事務所に戻れ。」
真っ直ぐな真剣な透の目に
彩葉の目に涙が浮かぶ。
(、、泣くな。私っ。)
「出しゃばったことを言ってすみませんでした。戻ります。、、、後はお願いします。」
彩葉は涙を堪え頭を下げ、事務所に逃げるように走り去っていった。