年の差恋愛*透明な心に彩を付けて*
透の想い人
太陽の眩しさに、ガバッと勢い良く慌てて起きた。
時計を探して時間を確認すると、針は11時を指していた。
さーっと血の気引いて顔が青くなる。
「ひっ昼!?!?遅刻っ!!!」
ベットから飛び出しリビングへと向った。
するとテーブルにメモ紙が置いてあるのに気づき、それを手に取る。
“今日は半休にしておく。昼には来い”
そう書かれていた紙の横には鍵も置いてある。
とりあえず遅刻にはならないようで、ホッと胸をなで下ろす。