大好きなキミに花束を。



私に対する態度もいつもの先輩じゃない。


保健室につくと先輩は乱暴にドアを開け、バンッと音を立てて閉めた。



「先輩…?どうしたん……っ!」



“どうしたの?”“なんでそんなに怒ってるの?”


そう言う前に唇に温かいものが触れ、優しさとは裏腹に強引に吸い付いてくる。



「〜〜っ!!」



え…?


なに…これ。


私……先輩にキスされてる…?



「せんぱっ……んっ……。」



キスされたまま体を押されて何かに足が突っかかったと思ったら、ベッドに押し倒された。


……ウソでしょ…?





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