大好きなキミに花束を。



『はっ!?おっ、ちょっ、何言って…』


『なるほどー!……えいっ!』


『いっ……てぇぇ!!ちょっ、おい、彩心に変なこと吹き込んでんじゃ…』


『えいっ!』


『あああ!!』


『パパどんどん良くなってるって。よかったね!』


『うん!』


『よぉし、じゃあママと一緒にパパの腰をよくしてあげようー!』


『おー!』


『ぎゃあああ!!やめろーー!』


『まてぇぇ!』



いつも笑いに満ち溢れてた。


私は根っからのお父さんっ子で、何をするにもお父さんと一緒だった。




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