大好きなキミに花束を。




キーンコーンカーンコーン



なんとか朝のホームルームが終わり、夜籠が駆け寄ってきた。



「ちょっとちょっと奥さん、もしかして昨日のコンビニの人ってこの人!?」


「そうだけど何。」


「イッケメンじゃあないのよ!これでクソ野郎の時代は終わりよ!終わり!今から祝宴の準備してくるわ!」



お前誰だよ。



「代々木ちゃん、昨日の今日で俺たち運命かな!?」


「気持ち悪い。」


「あーまたそんなこと言う。で、お隣の女の子は誰?」


「女の子じゃない!僕は男だ!」


「はっはー。そんなこと分かってるよ。制服見れば一目瞭然。」


「なんだこいつ。」


「じゃあ代々木ちゃん、改めてよろしくね!!」



ここまでキャラが先輩に似ると怖いんですけど。




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