大好きなキミに花束を。
それは私が決めること。
「ねぇ、あんたさ、ちょっと自惚れてない?」
「あの二人と一緒にお昼とか、完全に調子乗ってるでしょ。」
次の日、学校に来てみたら靴箱に大量の紙が入ってた。
その内容はというと、
〈登校したらまず図書室の隣の空き教室に来い。来なかったらどうなるか分かってるよね?〉
そう、脅☆迫☆文。
もう一度言うがこれと全く同じ内容のものが大量に入っていたのだ。
……同じものが大量に。
空き教室に行ったらまず次から紙1枚で頼むと文句を言おうと意気込んでいたが、
行ったら行ったで結構人数が多く、少しばかりたじろいでしまった。
そして今に至る。