大好きなキミに花束を。
どうして西宮先輩と関わると男の子はいつも喧嘩腰なんだろう。
「陽彩!いい加減成長しろよ。今日ぐらい彩心を譲ってやればいいだろ。」
「えぇー。いやだいやだぁ!俺一人になっちゃうじゃん!だからさらちゃんと…、」
「あ!だったら師匠センパイと一緒に帰ればいいじゃないですか。」
「え?」
「ね!そうすれば丸くおさまりますよ。」
「ちょ、僕もいるんだけど。」
「いいですよね師匠センパイ?」
「私は別にいいけど。ていうかむしろそれがいいぞ。」
「おぉ。センパイいける口ですね〜。」