【完】ちょいワル先生と優等生


先生の顔は見れなかった。



そして先生が追ってくることもなかった。




あっさりと終わってしまったことがグサリと胸に刺さる。



…私は先生にとってそれほどの存在だったんだな…




そう思い知らされる。



身代わりだったんだから、当然だよね。



わかってるのに、やっぱり辛い。




…もう保健室には行かないし、先生と会うことはない。




本当に終わりなんだ…


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