君の指先が囁いてる
1日一冊で読んだ


それからも俺の担任は本を持って来てくれた



おかげで沢山の本を読む事が出来た



俺は早速パソコンを開いて小説を書き出した


視力が無くて使えるパソコン


便利な世の中になったもんだ



俺は恋愛小説を書き出した



恋愛経験がない俺だけど主人公を自分の彼女として書き出した


書いては消し、また書いては消しの繰り返しだった


行き詰まった中、電話がなった



電話の相手は元担任だった



一本の電話が俺の人生を変えるとは、まだ知らない俺だった





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