君の指先が囁いてる
茜....



ごめんな、ごめんな


今の俺は死ぬ事しか考えられないだ



けど今の俺は死ぬ事も出来ないだよな



茜....


何で君は、俺に心の鍵を閉めてくれないんだ?



俺は苦しいだよ


もう無理なんだよ


お前の声も聞こえないんだよ




暗闇で俺は一人ぼっちだ




一人ぼっちだけど、君が俺の側にいるのが、わかるよ



茜....



君の匂いがするんだよ



側にいても君を感じる事も出来ない



君から貰った心の目も見えないよ



茜.....



ごめん....




俺達、終わりにしよう





< 44 / 91 >

この作品をシェア

pagetop