先輩、私を彼女にしてください❤︎(*+長編*+)
わ、私に用事なの?



「あの…私に何か用事ですか?」


ゆっくり彼に近づきながら、遠慮がちに声をかけた。


「羽咲さん!あの、君って髪の毛明るかった子だよね⁉︎」


「は、はぁ……」


明るかった子って……。


「ちょっと体育館裏まで来てくれないかな?」


「えっ!」


私はつい驚きの声をあげる。


だって、もしかして……


彼は私にーーー。
< 17 / 109 >

この作品をシェア

pagetop