先輩、私を彼女にしてください❤︎(*+長編*+)
「別に友達と遊ぶって考えれば、いいかなって。」


「はぁ……男と言うものをわかってないね、全く。」


「でもっ…!わたしが好きなのは先輩だけです!アイラブ翼先輩!」


「うざい。ってか、余計なこと言ってないでもっと頑張れば?俺好みの女になるんだろ?」



先輩はそう言った後、ふわりと笑った


今まで呆れた顔や溜息をついた顔しか見てこなくて……


笑った顔は初めて見るよ。


「先輩今、笑いましたね⁉︎」


わたしが興奮気味に指摘すると
先輩はしまったという顔をして再びいつものポーカーフェースに戻ってしまった。
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