先輩、私を彼女にしてください❤︎(*+長編*+)
「もしかして、傘ないんですか?」


「そうだよ。」


彼は少ししかめた顔をして答えた。


「じゃあ、わたしの傘2人で入りませんか?」


「やだ。女と入るくらいなら死んだ方がマシ。」



あー、そうかい。そうかい。


顔はいいけど性格悪っ!


「だったら勝手にしてください。さようなら。」


頭にきたわたしはそのまま彼をおいて歩き出した。
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