先輩、私を彼女にしてください❤︎(*+長編*+)
「あー、ごめん。ビックリさせちゃったかな。」


「えっ、あ、あのっ……」


この階で会ったってことは恐らく彼は先輩と同じ学年なんだろう。


「あ、あのー……」


「ごめん、ごめん。俺ね、翼とよく一緒にいるんだけどわかんないかな。」


翼先輩と一緒にいる人?


「ごめんなさい、わかんないです……」


「言うと思った。羽咲さん、翼先輩しか見えてないもんね。」


「なっ!」


図星を指摘され、私の顔は真っ赤だ。
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