先輩、私を彼女にしてください❤︎(＊+長編＊+)

「なに？そのでっかい溜息。」


ヤスちゃんは冷たい視線を送りながら私に聞く。


私を運んでくれたのはヤスちゃん。


うん。


がっかりしちゃダメだよね。


せっかく助けてくれたのに。


「ありがとう、ヤスちゃん。」


私が笑顔でヤスちゃんにお礼を言うと、ヤスちゃんは意味のわからない顔をした。


「は？あんた、何言ってんの？」


「え？」