先輩、私を彼女にしてください❤︎(*+長編*+)
「バカ!何やってんだよ!」


えーーー?


瞑っていた目をゆっくりと開けてみると、今会いたくて会いたくて仕方のない人が私を抱き締めるようにして支えてくれていた。


「先輩っ……」


すっと先輩の綺麗な手が私の
額へと伸びてくる。


額に当たる先輩の手。


氷みたい。


「バカ……熱い……!」


「先輩……私っ……」
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