とろけるようなキスをして[短編]完

 
『あや、保健室で休めば?』
 
「そう、だね‥そうするよ。」
 
『そんなヒドイ顔、みんなに見せられないもんねー?』
 
「美砂ひっどーい!」
 
『ふふっ♪本当のことを言ったまでよ〜☆』
 
「ぶー‥(怒」
 
『じゃ、私は教室に戻るわよ?保健室でしっかり休みなさい!』
 
「はーい。じゃあね〜♪」
 
 
美砂は教室に戻って行った。
 
わざと変なコトを言って、笑わせてくれた美砂。
 
ホント、美砂には感謝しなきゃね。
 
 
保健室に行こうと思い、屋上を出る。
 
保健室に続く廊下は、授業中だからか、いやに静かだ。
 
 
「先生ぇ〜‥いらっしゃいますかー?」
 
保健室のドアを開け、小さく呼びかける。
 
 
「いないのかな〜?」
 
中をのぞいても、誰もいない。
 
ベット、使っちゃっていいよね?
 
 
日当たりの良い、1番奥のベットに横になった。
 
ん〜‥‥何か眠くなってきちゃった‥
 
寝ちゃおーっと‥‥
 
 
そして私は、眠りについた。
 
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