願い☆‐2人目不妊‐
玄関を開けると、雅志がすでに仕事から帰ってきていた…




『どこいってたんだよ-なんも連絡ないし心配しただろ~』


雅志に怒られた…





『ごめん…朝から調子が悪くて…今、病院に行ってた。』





『はぁ?だいじょうぶなのか?』




『大丈夫だった。あたし、動揺してたから雅志に連絡するのわすれてた…ほんと…ごめん!』





『大丈夫ならよかったけど……なぁ-さやか……仕事やめたら?おまえ、あんまり体丈夫な方じゃないんだし…』





雅志は少し申し訳なさそうに言ってきた。




『…うぅ~ん……仕事はやめたくない。自分では無理してるつもりないんだけど…』





『…わかった……でも…無理すんなよ。』





『うん、わかったよ。ごめん。』




雅志の気持ちはありがたかった。



心配かけてごめんなさい…




そして、ありがとう…
< 41 / 151 >

この作品をシェア

pagetop