いつもの電車で君と…
2車両目
初めてまして【朱莉side】
「うぅ〜〜〜〜」
「どーしたのよ?あかり」
そう言って私に寄って来た美雨
「…明日からなの」
「あーー!
プチ引っ越しね‼︎」
…プチ引っ越しって(笑)
「お父さんとお母さんの親友ってことで大丈夫だとは思うけど…
私、初めて会うから緊張するよ〜」
「そっか〜。まぁ、頑張れ‼︎
辛くなったら、話は聞いてあげるよ‼︎」
「人ごとだと思って〜(泣)」
「だって人ごとだし(笑)
まぁ、朱莉ならきっと大丈夫!」
「美雨に大丈夫って言われたそんな気がしてきたよ〜」
うん、きっとなんとかなるよね
「あかりん〜、みうっち〜
次移動だよ〜」
そう言って加奈が私たちを呼んだ