いつもの電車で君と…


え?


思っていなかったことを言われてびっくりした


「朱莉にそんな過去があるとは思っていなかった


いつも見ていた朱莉は…


友達と一緒にいた朱莉は、毎日楽しいって感じがしたから…」


そっか…


私って周りから見ると楽しそうに見えるんだ…



ん?


いつも見ていたっていつからなんだろう?


「あの〜拓也先輩?


いつもっていつから私のこと見ていたんですか?」


「それは…」


目を逸らす拓也先輩


「いつからでもいいだろ…!」


顔が赤い拓也先輩


どうしたんだろう?


「拓也先輩?


顔が赤いですよ?」

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