いつもの電車で君と…


自分の席に着くと隣の席の人がこっちをじっと見ている


あまりじっと見られるのって好きじゃない


「あの〜、どうかした?


水本くん?」


そう、隣の水本くんに私は見られていた


「どうかしたって…


その、仲直りできたのか?」



あぁ、そうか


水本くんは美雨とケンカしていたこと知ってたんだ


それで心配してくれたのかな


「うん!


もしかして心配してくれた?」

< 166 / 195 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop