いつもの電車で君と…

「ごめん!朱莉!」

目の前にいる美雨はとても申し訳なくしていた

「私、この後部活の方を手伝わなきゃいけないから今日の買い出し行けないの!」

そうだった

部活に入っている人はクラスだけでなく部活の出し物も手伝わなきゃいけない

それなら仕方ないな

「ううん!部活なら仕方ないよ!
買い出しは私、1人でなんとかするから大丈夫!!」

少し多いけど、1人でもなんとかいけるかもしれないし!

「いやいや!それは無理でしょ!」

いつの間にか美雨の手には買い物リストがあった

「この量を1人は結構きついよ!

そうだ!水本に頼もう!

水本も買い出し係だからさ!」

え!?

水本くんと2人で買い出し!?

それはそれでなんか申し訳ない気がする…

「いや、美雨!それは「水本ー!ちょっといいー?」」

止めようとする前に美雨によって失敗してしまった

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