いつもの電車で君と…
「おぉー、そうか!
それなら、ママと2人で行ってくるから、帰ってくるまで酒井の家にいたらどうだ?」
「パパもそう思った?」
「酒井?
お父さん、お母さん、その人誰なの? 」
「ああ、パパとママの親友でな、
酒井の家はここよりも学校に近いし、
朱莉、お世話になったらどうだ?」
お父さんとお母さんの親友かぁ〜
それなら、安心できそう‼︎
って、
「この家で留守番しとくよ‼︎」
1年間も知らない人の家でお世話になるのは、その酒井さんにも迷惑かけるし、いくら親友とはいえだめでしょ!
「朱莉にそんなことできるのか?」
「え?」
「1人で、何かあっても大丈夫なのか?
例えばお化けが出たり」
「ゔっ!!」
実は、私、お化けとか幽霊が無理なの‼︎
「それに、朱莉って女の子なのに
料理できないでしょ?」
「…はい、そうです(泣)」
「「ということで決定!!」」
そんな〜(泣)