脇役上等!?生徒会!
「力量も測れない上に経験も詰めてない人に負けないよ?
だてに嵐燕背負ってないからねぇ?
甘く見られるなんて心外なんだけど?」
神力の二重発動なんて半ば反則じみてる。
甘く見るなんてとんでもないし、正真正銘俺らより強い。
「僕はね、喧嘩売られるのは別にいいんだよ。
けどさ。
自分の力に溺れてる人に優しく教えてあげられるほど優しくないよ?」
背後には無数の鳥、肩には黒のケット・シー。笑顔と絶対的な力を携えた王者。
敵わない。
本能というべきか‥‥何かわからないけど確信した。
その時、目の前の人物‥‥眞佳くんをその後ろから来た人物が眞佳くんの頭をバシッ!!!としばく。
「いったーい!!!」
「こら!眞佳!!
神力使うのは禁止だって言ってたでしょ!」
その人物は眞佳くんの兄で眞雪。
こうやってみるとよく似てる‥‥
しかも、ものすごくいい兄弟像って感じの雰囲気。
「これくらい大丈夫だもん!」