脇役上等!?生徒会!


野村先輩は‥‥よく分からない。

時雨も弱くねぇし‥‥
けど、実力がはっきりしてない俺らは足手まといになるんじゃねぇか?



「それにしても、あの子。
涙くんと瑠羽音に連絡するの忘れてるじゃん。」



携帯の送信相手の詳細情報を見ながら呟く眞雪先輩。

っていうか、眞佳が俺たちに送ったメールアドレスが送信相手を表示する欄に表示されているだけなのになんで、誰に送ったか分かるの。

この人、全員のメールアドレス覚えてるの?

超人じゃねぇか。




『え、涙たちにもする予定だったんですか?』


「うん。
あの子達、結構頑張って訓練してたみたいだよー

眞佳にかなりしごかれてたみたい。」


『そういえば、最近、涙を見かけなかったような‥‥』


「そりゃ、嵐燕に泊まり込みだったからなぁ。」



泊まり込み‥‥。
なんか、嫌な感じが‥‥



『眞佳って厳しいんですか?』


「まあ、‥‥‥‥それなりに?」




それなりってなんだよ!
絶対にそれなりで済ませられないレベルのもんだろ!

うわぁ、眞佳の訓練受けてなくてよかった‥‥



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