脇役上等!?生徒会!
「時雨どうしたの?」
『なんか、眞佳から連絡が来たらしくて』
近づいてきた眞雪先輩。
「眞佳?
‥‥‥‥なんの連絡だろう?」
『分からないんですか?』
「僕は何も聞いていないよ。
今日のことも大まかにしか聞いてないから‥‥」
眞佳はいろいろ動いてたみたいだけど。と呟く眞雪先輩。
「まあ、今回はひとりで無理してるわけじゃなさそうだから、ほっといて大丈夫だと思うよ。」
眞雪先輩が少し寂しそうに笑う。
「ただ、頼った相手が時雨っていうのが妬けるね。」
寂し気な声色は、それだけ眞佳のことを好きだっていう証なんだろうな。