脇役上等!?生徒会!
タナトスの前に手を差し出す。
みんなを傷つけた。
アレクトを利用した。
たくさん、してはならない過ちを犯したタナトスだけど、やり直せるって信じてる。
甘いって言われても、優しすぎると言われても、僕は今してることを悔いるつもりはない。
こんな危険な賭けして怒られないわけがない。
けど‥‥‥‥‥‥‥‥
『僕はみんなが笑ってられる世の中で生きていたい。』
そのために僕は嵐燕という場所で、仲間と一緒に前を向いて生きていくの。
[‥‥‥‥変な童だ。]
スッと目を細めて僕の手を取るタナトス。
[主に仕えるのも悪くないやもしれんな。]
『ふふっ。
それはどうか分かんないよ?』
長い長い戦い。
色濃い僕らの戦いは幕を閉じる。
[我が名において主に仕えることを誓おう。]
その低く、深く響くその言葉とともに‥‥。