脇役上等!?生徒会!

精霊使いは無条件で契約できるんだけどね。

もちろん、神に認められるのかは別にして。

あと、ノームに関して。
確かにノームは精霊だけど、四精霊は神に最も近い者だから精霊使いじゃなくても契約できるんだ。



「知識として教える分には何ら問題はないでしょう?」


『まあ、あんまり眞佳に負担はかけたくないし僕でいいならするけど…』


「それはよかったです。
けど‥‥今日は無理そうですね。」




すやすやと眠る眞佳を見ながら希さんが微笑む。

僕も希さんから眞佳に視線をうつす。
その時‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。




「くる。」


『眞佳?』




おもむろに起きてふと呟いた眞佳。
その時大きな音と地響きが起こる。

それと同時に起こる悲鳴。
そして、部屋に舞う無数の鳥。

鳥たちは制御が効いていないからか人めがけて飛んでいく。



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