脇役上等!?生徒会!
『いつかは…ね。
わかったような口聞くようになったもんだ。
昔は〝組織〟にいる僕らに関わることも出来なかったのに』
この感情をなんと表そう?
決まってる。
愉快だ。
そしてそれと同じくらい………
惨めだ。
純白が漆黒に染められるところを見るのは。
僕に出来るのは純白が漆黒に染まるのを見守るだけ。
純白のまま終わらしてあげたいけど、今の世の中はそんなに甘くない。
だからせめて。
鮮血に染まらないように。
僕は嗤う。
ただこれからの未来を想って。
僕は脇役。
そう、〝時が来るその瞬間まで〟は。