脇役上等!?生徒会!



『‥‥‥‥‥‥ごめん。』


「ん?」


『心配して、サボってきてくれたんでしょ?』


「やはり、お前には嘘はつけないな。」


『僕の神力を舐めてもらっちゃ困る。』



そう言って、今度は僕が笑う。

僕の神力は4つ。
1つ目は式神使い、2つ目は結界術師、3つ目は精霊使い。

残りひとつは読心術師。

その名の通り他人の心を読む力。
ちょっと意思すれば人の心が読める。

つまり嘘は無駄ってこと。

まあ、悪趣味だしあんまり使わないんだけど、父様が休憩とはいえわざわざ高台にいる僕のところに来るなんて珍しいから使わせてもらった。



『この間神力足りてなかったのバレてたんだね』


「気がつくに決まっているだろう。
俺は親なんだから。」



困ったように笑うと僕の頭を撫でる父様。
その手が心地よくて目を細める。


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