脇役上等!?生徒会!
『雪兄がうまく割り振ってくれるといいけど、あんまり公には出来ないからね‥‥。』
「その点は眞雪から報告が来ている。
眞雪の提案する案でゴーサインを出した。
ただそれでも穴はあくだろうな。」
『立ち入り禁止区域に精霊を置いとけたらいいけど、もしもの時に対処できないと困るから神力をできるだけ消費したくなくて出来ないし‥‥‥‥』
「嵐燕はどうなっている?」
『一応、S部隊とA部隊。
あとはそれぞれの専門部隊から何人か学園に忍ばせていつでも動かせるようにはしてある。』
警備体制でできることはした。
ただ、神相手にどこまで通じるか‥‥怪しいところだ。
ついでにいえば、忍ばせたというより元々この学園の生徒や教師の嵐燕を動かしただけだけど。
まあ、生徒は訓練生だけど報告係にはぴったり。
戦闘に関しては一切関与しないよう言ってある。
もちろん僕とばれないようにフードを深くかぶって会いに行った。
「何事もなく終わるといいんだが」
『怪しいね。
‥‥けど、なにか起こったとしても僕らが必ず食い止める。
父様は玉座でふんぞり返っててよ。』
「ふんぞり返るって‥‥」